双極性障害について、情報収集の仕方
私が双極性障害と診断されたのは数年前。当時、鬱病は世間に認知されてましたし、本やネット情報も多く出ておりましたが、双極性障害に関する本は大きい本屋でも疾患について2・3冊置いてあれば多い方でした。
双極性障害という疾患について、世の中の認知度は低く、ネット情報も少ない中、唯一ツイッターでは双極性障害の方々が発信されている情報がありましたので、ツイッターを始めることから情報収集を始めました。
この記事では、ツイッターを中心に情報収集の仕方やメリット・デメリット、これからの情報収取の仕方やおすすめの本などを紹介します。
ツイッターでの情報収集
ツイッターでは、実際に双極性障害と診断された方々と情報交換をしたり、日常生活を知ったりととても為になりました。
双極性障害1型と2型、それぞれの方が名前にハッシュタグを付けて発信していますので、比較的見つけやすいと思います。(例:○なまえ○#双極性障害Ⅱ型 など)
得られた情報は、主に日常生活や社会での生き方などを中心に、自立支援医療 ・傷病手当金・ 障害者年金 ・障害者雇用などについての情報でした。
以前は毎日のように情報収集していましたが、現在はやっておりません。理由は2つあります。
1つ目は、ツイッターで得られる情報は、ほぼ得ることができたと感じたからです。
2つ目は、ツイッター中心の生活になりかけていたので、それに終止符を打つためです。
ツイッターでは双極性障害の方々の生々しい生活情報が多く流れています。過食嘔吐やリストカット・暴言など、あらゆる負の情報が心を蝕みました。
また、フォロワーが300を超えてきた時、毎日つぶやきを上げなければという強迫観念と、内容に対する反応・いいねの数・コメント返しなどに気疲れしてしまいました。
いつもどこかでツイッターの反応などが気になったりと、毎日の生活の中心がツイッターになっていることに気が付いたとき、潮時だと思い、アカウントを削除しました。
これからの情報収集の仕方
今ではこうした双極性障害に関するブログや本もだんだんと増えてきていますので、情報収集する手段は増えてきています。
インターネットの情報は、すぐに新しい生の情報が得られるため私も重宝していますが、双極性障害という疾患について正確な理解を得るためには当事者はもちろん、家族の方など身近な方も含めて、本も読むことをおすすめします。
私が疾患について読んだ本は、「よくわかる双極性障害 貝谷久宣 主婦の友社」です。イラストやカラーを用いながら、症状などについても具体例が多用されていましたので、とてもわかりやすい本です。
また治療法について、森田療法も興味がありましたので、読了しました。「 よくわかる森田療法 中村敬 主婦の友社 」です。原則、入院しながら1~3か月で集中して治療を行うという治療法です。こちらも読みやすい本でしたので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
参考図書: よくわかる双極性障害 貝谷久宣 主婦の友社
よくわかる森田療法 中村敬 主婦の友社